エゾアジサイ(蝦夷紫陽花) アジサイ科 アジサイ属

生育場所や土質によって色合いが違う
山地の斜面や沢沿いに生える落葉低木。
 高さ:1〜1.5m  花期:6〜8月
青淡色の小さな両性花のまわりに花弁4枚の装飾花をつける。

青い花弁のように見えるのは飾り花とよばれ虫たちをひきつける。
中心に多数集まる5枚の花弁からなる両性花に実ができる。
似ているガクアジサイは暖地の海岸に自生し、園芸化されている。

参照:ノリウツギ
写真は、両性花に比べると貧弱
完全に退化しているものから様々
装飾花は花粉も蜜も無いのか?  やはり両性花に虫たちは集まる。
花が終わって役目を終えると裏返って虫たちにサインを送る。
冬になってもいじらしく。。。春になっても落ちることはない。
■■■以外と認識が薄いアジサイの毒性■■■

人間や動物が摂食すると中毒を起こす

症状は過呼吸、興奮、痙攣、麻痺などで、死亡する場合もあるとか。

日本では、飲食店などが知らずに料理の飾りに使用して、摂取した客の中毒事故が発生しているとのこと。
●アジサイには青酸配糖体が含まれており、それが中毒の原因であるとされているが、正確な有毒成分は解明されていないようである。。

いつも見慣れている花は、何者?


青い花弁のように見えるのは装飾花
とよばれ虫たちをひきつける。中心に多数集まる小さな5枚の花弁からなる両性花に実ができる。


全体が花のように見えるが、装飾花と呼ばれ、花の一部でしかない。
本当の花はここにある⇒


装飾花に隠れて見えない5ミリほどの小さな粒のようなものが花の本体。
エゾアジサイ アジサイ