シソ科のシロネ・クルマバナ・エゴマ
などの葉がえさとなる。
山間部の沼などの湿地帯に生息する。
食草:シロネ又はヒメシロネ。
オオルリハムシ ハムシ科
葉芽についた虫こぶ
(柳のバラと呼ばれている)
コムラサキの食樹
湿地や川岸などに生える落葉低木で雌雄異株。
高さ:2〜3 m 花期:3〜5月
用途:護岸、編み物、生け花切り花、樹皮で傷の消毒。
コリヤナギ(行李柳)は枝の皮で柳行李を作ったので名付けられた。
イヌコリヤナギ(犬行李柳)
カンボク(肝木)スイカズラ科
日当たりがよく湿った林縁に生える落葉低木。
高さ:4〜5m 花期:5-7月
周囲に装飾花、中央に両性花を付ける。葉の形はカエデのように見える。 秋には赤い実をつけるが食べられない。ムシカリやヤブデマリに似ているが、葉が3深裂することで区別できる。材は爪楊枝、薬用。
山間部の池の周辺の小規模な湿地帯で、シロネ又はヒメシロネを食草として、ごく狭い範囲に発生。7〜9月初旬に食草の上や付近のススキの葉などに止まっているのが多く見られる。
山地のやや湿ったところに生える落葉高木。
高さ:10m 花期:5〜6月
雄花と両性花を混じえて咲く。和名は鹿の子木カエデ(かのこぎかえで)がなまったもので、樹皮が鹿の子まだらになるため。材はやや硬く、箱、ろくろ細工に使用される。葉にタンニンがあり、染料、目薬などに使われる。
カラコギカエデ(鹿子木楓) カエデ 科
ミヤマウメモドキ(深山梅擬) モチノキ科
花径:3mm前後
山地の池沼など湿地に生える落葉小高木。
高さ:6m 花期:6月 雌雄異株
別名:オオバウメモドキ
果実は球形で赤く熟し、4個の種子をもつ。 ウメモドキに比べて本種の葉はいちじるしくくさび形となり、葉柄が長い。
[荒沼湖畔_1]の見どころ
エゾミソハギ(蝦夷禊萩) ミソハギ科
水辺や湿原に群生する多年草。
高さ:50〜100cm 花期:7〜8月
ミソハギ(禊萩)に似ているが,茎や葉などに毛が生えているところや,葉が茎を抱くところが異なる。和名に蝦夷とついているが,日本では北海道から九州までに分布する。
ノリウツギ (糊空木) ユキノシタ 科
山地に生える落葉低木。
樹高:2〜5m 花期:7〜9月
樹皮から紙を漉く時ののりを採った。
白く目立つのは装飾花(中性)。本当の花は、枝の頂上に円錐状の花序で、中心部に小さな両生花が多数つく。
*装飾花・・・虫たちをよび集める役目をしている。
山野の湿り気のあるところに生える多年草。
高さ:50〜70cm 花期:7-10月
シロネの仲間では一番葉が細長い形をしている。葉の付け根に直径5ミリほどの白色の唇形花をつける。シロネの名は地下茎が白いことからついた。良く似たものにコシロネやエゾシロネがある。