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ヤマツツジ(山躑躅)  ツツジ 科


*密標:昆虫に蜜のありかを教える
花の中央にある濃い色の模様は、虫に蜜の位置を知らせる誘導路と言われる。

夏葉は冬でも残る
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山野に生える半落葉低木で 酸性の土地によく生える
 高さ:1〜4 m  花期:5〜6月

朱色のあざやかな花は5裂し、花弁の内側に濃いはん点(蜜標)「ガイドマーク」
あって昆虫を呼ぶ。ツツジの仲間にはみな蜜標(みっぴょう、みつひょう)がある。

葉は互生し、春葉と夏葉の別がある。
ヤマツツジの葉は、春と夏〜秋との2回出る。
秋の葉は、枝先の冬芽の周りに、輪生し冬を越す。
晩秋に春の葉が枯れて茶色になり、夏の葉が緑色をしている。
冬芽のようだが、開いている部分は葉であり、半落葉樹に分類される。
1つの冬芽から、花芽と葉芽の両方が出る(混芽)。
虫こぶツツジミマルフシ /タマバエの一種 不明