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クロヅル(黒蔓)  ニシキギ科 クロヅル属     
花弁は5枚で、雌しべの花盤のまわりに雄しべ5個がつく

山地に生える落葉ツル性木本
 長さ:1〜2m 花期:6〜7月

枝がつる状になり,赤褐色であることから命名。
葉は互生し、長さ15cm程度の卵形。夏に枝先に円錐花序を出し、
直径5−6mmの白い花を多数つける。 
花は円錐花序に多数つき、直径約6oの5弁花。
雌しべの花盤のまわりに雄しべ5個がつく。
花糸が花弁が落ちた後も残っている。

果実に特徴があり、長さ12〜18oの3枚羽根の翼果で、9〜10月に熟す。
雌しべの子房が三角形になっていて、3枚羽根を連想させる。
実には3個の大きな翼があり軍配に似た形をしている。
つるは左巻き。
赤褐色のツル 花後の実