ジュンサイ (蓴菜) スイレン 科 | |
花弁・がく片は3枚ずつで、全体に紫褐色であまり目立たない。 |
池や沼に生える多年生の浮葉植物 花期:6〜8月 茎や葉柄、葉の裏側などが粘質物におおわれていおり食用となる。 葉裏の真ん中に葉柄着く盾形で水位が増すとそれに合わせて茎を伸ばす。 地下茎は水底の泥の中にあり、そこから茎が伸びて水面近くまで達する。 秋に地下茎の一部は、養分を貯蔵して越冬用の殖芽となる。 この茎から葉柄をのばし、その先に葉をつける。 茎の先端の芽の部分や若葉の裏面は寒天質の粘液で厚く覆われる。 これは、ムチンという物質の分泌によるものだそうである。 花は茎から水面に伸びた柄の先につき、直径1〜1.5cmほど。 |
開いた葉と花は水上に出る |
水中の葉や花の蕾 | 地下茎は泥の中にあり、葉や花の茎が水中で伸びる |