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イワガラミ(岩絡)  アジサイ科 イワガラミ属    
幹や枝から気根を出して,木や岩を這いのぼる。
*気根: 地上の茎・幹から出て、空気中に露出した根)

山地の林縁などに生える落葉つる性木本。
 長さ:10m  花期:6〜7月

花序は小さなややクリーム色の両性花が集まる花序のまわりに、白色の装飾花が縁どる。
装飾花は花弁状の萼片が1枚しかない。よく似るツルアジサイは、装飾花の萼片が4枚。

葉は対生し、長さ7〜13cm位で、大きさは変異に富んでいる。
葉をもむとキュウリのような匂いがする。
茎から気根(植物の地上部分から生じて、空気中に現れている根)を
出して樹の幹や岩に絡みつくことから岩絡(いわがらみ)の名がついた。
幹や枝から気根を出して,木や岩を這いのぼる。
縁には荒い、やや不規則な鋸歯がある。 装飾花は冬でも残る
葉の展開(4月下旬から5月上)