TOP

アキノキリンソウ(秋の麒麟草) キク科

山野の林縁などに生える多年草。 別名:アワダチソウ
 高さ:40〜80cm  花期:9〜11月
小さなたくさんの花が穂のように咲く中部および下部の葉には翼を伴った柄がある。茎は細くて強く、下半は紫黒色を帯びる。秋、花穂に小さな黄色の頭花を密生する。高山のものは背が低く、ミヤマアキノキリンソウと呼ばれる。

花がベンケイソウ科のキリンソウに似ていて、秋に咲くので、アキノキリンソウと呼ばれる。
薬用:健胃、利尿作用や腎臓、膀胱炎などや、かぜの頭痛、のどの腫れや痛み、腫れ物、解毒。
食用:若芽。

アキノキリンソウ: 総苞は狭鐘形(径5〜6mm) 総苞片は4列 外片は鈍頭
ミヤマアキノキリンソウ: 総苞は広金型(径8〜10mm)総苞片は3列 外片は鋭頭

中間型もあり、厳密な区別は難しい。